新宿院スタッフ

ロコモティブシンドロームとは

新宿院スタッフ

最新ニュース

ロコモティブシンドロームとは

2021年9月20日(月)

東京ひざ関節症クリニック 新宿院
院長の 長谷川です

第13回目の投稿となります

今日は

ロコモ

について考えていきたいと思います

突然ですが、ロコモって言葉きいたことありますか?

「ロコモティブシンドローム」を略していわゆる ロコモ といいます

ロコモティブシンドロームとは 整形外科学会のサイトでは
運動器の障害のため移動機能の低下をきたした状態 という記載があります

このロコモティブシンドロームといった状態、言葉を広く周知することで国民の健康の増進を図るといった目的があるようです

難しくいうと社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上を目的に国の方針でかかげているものとなります。
高齢化にともなう健康機能の低下を遅らせるためには、高齢者の健康に焦点を当てた取り組みを強化する必要があり
・介護保険サービス利用者の増加抑制
・認知機能低下及びロコモティブシンドロームの予防
・良好な栄養状態の維持
・身体活動量の増加
・就業などの社会参加の促進
を掲げて国が推進しているものとなります

英語で移動することを表すのが ロコモーション(Locomotion)
移動するための能力があることを表す ロコモティブ(Locomotive)
から作った造語だそうです。

我々人間が立つ、歩く、作業するといった、運動するために必要な体の仕組み全体を運動器と言います。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立ってますが、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が
ロコモ
というわけです。ロコモが進行すると将来介護が必要になるリスクが高くなります。

みんながみんな同じように年を重ねて、足腰が衰えて、平均寿命でお亡くなりになるわけではありません。やはり60歳を過ぎたあたりから、人によっては健康そうに見える方、足腰が弱そうな方が分かれてくるように思います。いつも言ってることですが、何事も予防が大事ですよね。早め早めに対応することが功を奏します。
まずは今ご自身がどういった状況にあるのか、実際に本当に若々しいのか、老いが進行しているのか、見た目では判断つきにくいところをチェックしてみましょう。

まずはこちらをご覧ください

 

次に実際にチェックしていきましょう
3つのチェックでロコモ度を判定し、現在の状況を把握してください

・立ち上がりテスト

・2ステップテスト

・ロコモ25

リンク先から続けて3つのチェックができます

https://locomo-joa.jp/check/test/stand-up.html

 

いかがでしたか?
今回問題ない方はこれをできるよう維持し、出来ない方は、少し意識を高めて筋力・体力トレーニングをして向上するように努めていきましょう。

ちなみにみなさん

ロコモって言葉を聞いた時なにを思い浮かべましたか?

僕はこれです

 

わかる人にはわかりますかね?

 

 

 

受診の際はスタッフ一同お待ちしております

院長 長谷川

整形外科・再生医療
東京ひざ関節症クリニック 新宿院
新宿駅から徒歩五分
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-4-11 宝ビル9F