膝関節の痛みについて
ひざ痛の原因
膝関節の痛みについて
こんにちは!
宮田です!
本日は膝の痛みについてお話します。
前回痛みについてご説明しました↓
痛みは構造的問題による痛み、体の機能的な痛み、心理社会的痛みがあると記載しました。
本日は皆さんが触れる機会の多い構造的痛みについてお話していきます。
膝関節の組織について
膝関節は大腿骨(太ももの骨)脛骨(すねの骨)膝蓋骨(一般的にお皿)が合わさって構成されています。
関節骨同士のつなぎ目にあるもので、膝関節は大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2種類を膝関節と言います。
関節の同士の適合性と衝撃の吸収に一躍買っているのが半月板です。これは大腿脛骨関節に存在します。
他にも衝撃の吸収の役割を担っているのが軟骨です。これは各、骨にあり2~3ミリと言われてますが
膝蓋大腿軟骨は5ミリと靭帯の中でも厚い軟骨になっています。
軟骨や半月板は修復は乏しいですが常に代謝(分解と合成)を行っています。
膝へのストレスにより分解をしていきますが、関節液から栄養を受け取り合成し代謝をしています。
関節液は関節包という袋の中にあり滑膜という組織が関節液を分泌しているとされています。
しかしこれだけでは膝関節は不安定です。
今のままでは積み木の様な状態で靭帯が安定性を高めてくれているのです。
靭帯は前十字靭帯、後十字靭帯、前後の不安定性、内側側副靭帯、外側側副靭帯が横の安定性を出してくれています。これらがメジャーな靭帯。
それ以外にも筋肉という組織も関節の安定性を作ってくれています。
筋肉を柔らかくとは↓
これらの組織で体の警告音をとらえる組織はどれでしょうか?
①関節内 滑膜、膝蓋下脂肪体(痛みを感じやすい)関節水腫等
②関節周囲 関節包や靭帯等
③関節周囲の軟部組織 筋肉や腱等
④組織の付着部の痛み 腱付着部、関節包付着部、骨膜間等
実は半月板や軟骨、十字靭帯は痛みを直接感じる組織が少ないと言われています。
あなたはどこの組織に負担がかかっているのでしょうか?
必ずしも組織の負担=痛みではありません。
しかし現在の組織の状態を知る事は大切だと思っています。
構造的問題をどのように補っていくのか?
それは身体の機能で補っていくのです。
次回以降お話ししていこうと思います!