関節症と寝たきり
ひざ痛の原因
関節症と寝たきり
2021年8月23日(月)
東京ひざ関節症クリニック 新宿院
院長の 長谷川です
第9回目の投稿となります
今日は
関節症と寝たきり
について考えていきたいと思います
日本は高齢化社会
と言われてひさしいですね
高齢化率は年々増え続け
65歳以上の人口が
3589万人
であり
総人口に占める割合はなんと
28.4%(令和元年)
にもなるそうです
四人に一人は高齢者
と言うわけです
世界で何番目かな?
トップ10くらいに入るかな?
と思って調べたら
ダントツの
No.1
でした。。。
勉強不足でした。。。すいません
2位は
イタリア(23.3%)だそうですが
5%
も違いますね。
ちなみに
194位は
UAE(1.26%)でした
なんだかちょっと意外です
さて
今日は
寝たきり
に注目していきましょう
まず
パッと思いつくのもとして
寝たきりになる原因で
多いのは何でしょうか
人によってイメージ
はいろいろあると思います
ちょっと考えてみていただきたいので
下の8つの疾患の中から
1位から8位まで
予想してみてください
脳血管障害
関節疾患
廃用症候群(高齢よる衰弱)
悪性新生物(癌)
骨折・転倒
心疾患
呼吸器疾患
認知症
正解は下のグラフとなります
簡単でしたか?
寝たきりに関わる
大事な関節は
膝と腰
になります
まず双方
直接寝たきりに
関係するだけでなく
膝や腰が悪いと
歩き方が悪くなり
転倒しやすくなります
そうです
骨折・転倒の原因にもなります
また
膝や腰が悪いと
運動もままならず
筋力低下・体力低下につながります
そうです
廃用症候群の原因になります
廃用症候群・転倒・骨折・関節疾患を
まとめると
37%となり
ダントツの
1位
となります
膝疾患は
関節疾患だけでなく
骨折・転倒・廃用症候群
とも繋がっており
負のサイクルを生み出します
一度このサイクルにハマると
悪化の一途をたどります
寝たきりの原因として
整形外科疾患が
圧倒的に多いのです
脳血管障害は
昨日まで元気だった人が
急に動けなくなるような
イメージがあるために
多そうな印象があるかもしれませんが
整形外科疾患が多いです
寝たきりに効く
薬はありません
もちろん
このサイクルにならないようにするために
はやいうちから膝の健康状態をチェックしておきましょう
例外はありますが
さいわい
整形疾患は
一日で急に進行するものではありません
ただし
一日で急に治すのも難しいです
やはり日々のメンテナンスが重要です
怠りがちではありますが
メンテナンスはずーっと続けていくものです
自分の体です
コツコツと
気長にやっていきましょう
膝の状態にかんしては
痛みや動きの悪さ、腫れ具合
などチェック項目は様々です
特に痛みがあれば
やはり受診をおすすめします
もちろんお近くの整形外科でも
当院でもどちらでも構いません
はやめのチェックがとても重要です
受診の際はスタッフ一同お待ちしております
院長 長谷川
整形外科・再生医療
東京ひざ関節症クリニック 新宿院
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