実は重要な膝裏の筋肉~膝窩筋~
実は重要な膝裏の筋肉~膝窩筋~
皆さんこんにちは。
宮田です。
普段臨床でリハビリ・運動指導をさせて頂く中で非常によく見られる、
”膝裏の筋肉の硬さによっておこる膝の痛み”について、本日はお話をさせて頂こうと思います。
その名も”膝窩筋”(しつかきん)と呼びます。
膝裏を整形分野では’膝裏のことを膝窩’(しつか)と呼びます。
膝窩にある筋肉のため、膝窩筋と呼びます。
膝関節は”関節包”(かんせつほう)と呼ばれる袋に包まれています。
膝窩筋は関節包に付着しており、そのほか外側半月にも付着していることで、
膝を曲げる運動の際に膝の中の靭帯や関節包に掛かるストレスを減らすことに関与している筋肉です。
この筋肉が硬くなることで、膝の伸びも悪くなる事で可動域も狭くなります。
膝窩筋が硬くなると、
①膝のお皿下の内側が痛い
②膝を曲げた際に膝裏(やや外側)が痛い、何か変なものが挟み込まっている気がする
③膝がスムーズに動かない
などの症状を訴えることがあります。
思い当たる節がある方はぜひ一度ご受診を検討をされて頂ければと思います。
またこちらの記事も是非ご参考ください。