変形性膝関節症の再生医療【培養幹細胞治療】手順を画像で見せます!
変形性膝関節症
変形性膝関節症の再生医療【培養幹細胞治療】手順を画像で見せます!
変形性膝関節症の治療法として、再生医療への注目が高まっています。
東京ひざ関節症クリニック新宿院では、開院当初から、この再生医療に力を入れています。
なかでも最新治療として導入しているのが、培養幹細胞治療です。
幹細胞という他の細胞に変身できる特性を持った細胞の働きで
変形性膝関節症の炎症や痛みを治療するというもの。
なんだか難しそうだから、いろいろ面倒だったりするのでは?
身体への負担が大きかったりするのでは?
そんな不安をお持ちの方、ご安心ください。
培養幹細胞治療は、とても低侵襲な治療法になります。
治療工程を画像をまじえてご紹介しますので、ぜひ参考になさってください!
培養幹細胞治療とは?
変形性膝関節症の再生医療のひとつ、培養幹細胞治療はどのような工程で行われる治療法なのか、ご存知ない方も多いと思いますので、まずは当院で治療(注入)するまでのざっくりとした工程をご紹介します。
培養幹細胞治療で必要な脂肪は、たったの20ml
培養幹細胞治療に必要なもの、それがご自身の脂肪になります。
脂肪の中にある幹細胞を培養して、それを治療に活用するからです。
脂肪を採取するというとイメージがわかず、不安に思われるかもしれませんが、
少し大きな注射器で吸い取る感じをご想像いただければと思います。
痛みは局所麻酔で対処可能です。
採取する脂肪も、たったの20ml。
培養しない幹細胞治療の場合はもっと多くの脂肪が必要になってきますが、
培養幹細胞治療は細胞加工の専門施設で増殖させるので、もととなる脂肪も少なくて大丈夫なんです。
再生医療センターで幹細胞を3000万個に培養
採取した脂肪を、細胞加工を専門に扱う再生医療センターに輸送し、
そこで幹細胞の抽出と培養が行われます。
20mlという少量から抽出された幹細胞を、3000万個までに増殖するという工程です。
その間、約6週間の時間をいただいています。
培養された幹細胞は小分けに凍結保存して徹底管理
3000万個にまで培養された幹細胞。
これを再生医療センターの徹底管理のもと、小分けに凍結保存することができます。
当院では、もし培養幹細胞治療を受けて効果が見られなければ、1年間は再注入無料という保証制度を設けています。
凍結保存しておくことで、また脂肪を採取する負担なく、追加注入が可能というわけです。
培養幹細胞を膝関節に注入するまでの手順を画像でご紹介
再生医療センターで培養が完了したら、当院に取り寄せて患者さまに注入するよう手配します。
クリニックに培養幹細胞が到着してから注入までの工程を画像でご覧ください。
まずは培養幹細胞を解凍します
凍結した状態で届いた培養幹細胞を温かいお湯で解凍していきます。
洗浄→遠心分離を繰り返して幹細胞だけを抽出
その後、細胞外液で洗浄して遠心分離にかけていくという工程を繰り返していきます。
スピッツの下の方に固まったものが、分離した幹細胞になります。
出来上がった幹細胞を患者さまのお膝に注入
出来上がった注入前の幹細胞になります。
これを患者さまのお膝に注入して治療完了です。
注入前に、先生と写真撮影してくださいました(^▽^)/
手に持っているのが、解凍した注入前の培養幹細胞と
本人様にお渡しされるご自身の細胞写真付きのレポートになります。
注入後は、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年、、、とご来院頂き、経過を見させて頂いております?
再生医療【培養幹細胞治療】がよくわかる動画
培養幹細胞治療の膝関節への効果や治療手順を、わかりやすく紹介する動画もございます。
併せて参考になさってみてください。