半月板損傷について
半月板損傷
半月板損傷について
皆さん!こんにちは?
5月に入り暖かく過ごしやすい日が増えてきましたね。?
暖かくなったら、外で運動でもしようかな?という気分になってきますね?
今回は半月板損傷について簡単に説明させていただきます。
半月板とは、太ももの骨とス半ネの骨の間にある「C」型をした板状の軟骨です。膝の内側と外側に1枚ずつあります。半月板の役割は、膝にかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したりする働きを持っています。
〇半月板損傷
膝関節内にある半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態です。若年者から高齢者まで発症し、慢性化すると変形性膝関節症を引き起こす可能性があります。
半月板を損傷すると、
・膝を曲げ伸ばす際にひっかかりや痛みがでる。
・ひどい場合には膝にお水がたまる。
・急に膝が動かなくなる。(ロッキング)
・激痛のため歩けなくなる。
〇原因
主に2つあります。
・スポーツ:半月板損傷の原因で最も多いのは激しいスポーツ。急なターンやストップなどで膝をひねったりすると、急激に強い力が加わり、半月板がその負荷に耐えきれず損傷につながる。(バレーボール、バスケットボール、陸上、ラグビー、サッカー)
・加齢:加齢に伴い半月板が変性し、弾力性が落ちてクッションとしての役割が衰えてくる。そうなるとこれまで なんともなかったような体重負荷でも損傷してしまう。普通に立ち上がろうとするくらいの動作でも半月板損傷につながる。
〇治療
半月板損傷は、血流がすくなく治りにくいのが特徴です。一般的な治療は手術と保存療法の2つになります。
♦保存療法♦
・リハビリ
・膝に水が溜まったら水を抜く
・ヒアルロン注射
・痛み止めの内服 など対象療法になります。
♦手術♦
・関節鏡下半月板切除術
・半月板縫合術
➡手術後は、1ヶ月程度は関節軟骨表面へのストレスに注意する必要や縫合術後は2ヶ月のしゃがみ禁止や運動禁止となることがほとんどです。
当院では、半月板損傷に再生医療をご提案させていただきます。
入院する必要せず治療することができ、体への負担も少ないです。痛み止めの内服やヒアルロン酸・ステロイド注射の対症療法とは違い、根本的治療ができると考えております。
再生医療では、ご自身の血液や脂肪の中にある細胞をひざに直接注射することで幹細胞が傷ついた半月板を修復し、痛みや炎症を抑える効果が期待できます。
当院の治療で気になることがございましたら、お電話お待ちしております。?